あなたは幼少の頃に観てトラウマになった映画ありませんか?
今回はそんな
「なんかもー 鬱なるわ!」
って観終わった後にはモヤモヤして、2020年最新の気になっちゃうおすすめトラウマ映画をランキング形式で紹介したいと思います!
心して観てくださいねー!
2020最新!トラウマ映画おすすめランキングTOP15!
1.悪魔のいけにえ
出典:https://www.rottentomatoes.com/m/1021112_texas_chainsaw_massacre
【公開】1975年
【監督】トビー・フーパー
この映画、猟奇殺人鬼エド・ゲインをモデルに作られていることで有名ですよね。
テキサスの5人の男女がとある家に足を踏み入れたことで次々と殺されていく如何にもなストーリーなんですが、その手の先駆けといっても過言ではないくらい、いや、むしろ元祖だからこその完成された怖さがあります。
まず、無駄な音楽が無い。殺される肝心なシーンに変な効果音が無いからこそ生々しくスピード感があり「痛い」。
今ならCG、特撮など技術が進んだことでグロテスクなシーンをアップで見せつけてきますが、この映画はあえて映さない。
だからこそより観てる側がグロテスクなシーンを自分で想像しその鮮血が伝わるのです。
私がこの映画で一番衝撃を受けたシーンがパムという女の子がレザーフェイス(殺人鬼)に捕まり、肉を吊るすフックに実にサクッと生きたまま背中からフックに吊るされるシーン。
当時高校生で残虐なシーンに抗体がなかったせいか物凄くショックを受けたのを覚えています。
映像が古いからこそ今あえてフィルム感が伝わってリアルなホラーだと言えるのでは無いでしょうか
2.震える舌
出典https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B06X9L1671
【公開】1980年
【監督】野村芳太郎
トラウマ映画というと大抵この映画がお勧めされていますね。
破傷風にかかってしまった女の子とその両親の壮絶な闘病生活の話なんですが、グロテスクなシーンは出てきません。
泥遊びをしていた女の子が破傷菌に感染してしまい闘病生活が始まります。
何より、これが本当にある病気で(現在はワクチン接種によりほとんど感染しないらいしいです)破傷風に侵されてしまうと、光すらも刺激になって自分の舌を噛み切り体は弓なりに曲がり麻痺を起こす病気中枢神経が毒素に侵されるので死に至ることもある病気。
小さな女の子が見事にその患者の壮絶さを迫真の演技で演じきってます。
両親も先の見えない看病にどんどん憔悴しきっていくのでした。
ホラー映画という観点でみるとなんてことないですが、ドキュメンタリー映画のような感覚でみると辛い映画かと思います。
この映画を観た後に、実は近所のおじさんが釘が刺さって破傷風になり亡くなっていて今でも起こりうるのかと身近に感じたのでした。
3.食人族
出典https://movies.yahoo.co.jp/movie/10935/
【公開】1984年
【監督】ルッジェオ・デオダート
その名の通り、アマゾン奥地に住む部族に襲われ食べられてしまうストーリーなのですが、ドキュメンタリー風に撮られているのでこれを観た高校生の頃は本当だと思ってしまったくらいですw
歳がバレてしまいますが、この映画のトラウマは宣伝からして凄かったのですよ。
今ならそんなポスターを公の場で貼ることないでしょうが、そんな思い出からもトラウマになり気になって気になってある日レンタルビデオとして見つけた時は「これだー!」とスッキリしたのと興奮したのでした。
この映画のリブート作品「グリーン・インフェルノ」もありますが、まずは「食人族」を観ましょう!
4.クリーピー 偽りの殺人
出典:https://www.ozmall.co.jp/cinema/1904/?mode=pc
【公開】2016年
【監督】黒澤清
小説が原作のサスペンス映画です。
警察官で交渉人をしていた高倉が交渉に失敗し人質を死なせてしまいそのことがきっかけて警察官を辞め大学で犯罪心理学を教えることを決め、引越しをするところから物語が始まります。
奥さんが隣人へ挨拶に行くと風変わりが男が娘と住んでいてここから隣人の引き起こす殺人事件へと巻き込まれていくのです。
おそらく、実際にあった北九州殺人事件に影響を受けたストーリーになっていて、犯人にいつの間にか心に踏み込まれていく様子や、残虐な殺人シーンなど犯人役の香川照之が狂気じみた演技でグイグイきます。
殺されて布団圧縮袋に入れられるところは「あーそうきたか!」と新しい死体処理シーンに感動。
犯罪心理学のプロと猟奇的知能犯のプロの対決も見ものですよ。
5.ムカデ人間
出典mazon.co.jp/ムカデ人間-DVD-ディーター・ラーザー/dp/B006BPNV1I
【公開】2011年
【監督】トム・シックス
神のように創造主になりたい願望のある外科医が、人間をつなげて新たな生物?を生み出して一緒に生活するお話。
3人の人間をつなげることからムカデ人間といっているのですが、どこをつなげるのか?
口と肛門なのです。
一人目が食べたものが肛門から排泄される時に次の人間が摂取しまたそれを排泄し次の人間へと栄養がいきわたるという理屈なんです。
衝撃ですよね。
そして一応、科学的には可能なんだとか!
本当かよって思いますがw
そしてなんと!先頭の人間は日本人なんですよ。
吹き替えなしで観ると日本語で文句言っていて面白いです。
何より、排泄されるシーンがトラウマです。
「ムカデ人間2」では人間がもっと繋がってモノクロなんですがウ○コだけカラーなんでこっちもなかなかアレです。
「ムカデ人間3」は全くもってクソなので観なくていいです。
6.ギニーピック 悪魔の実験
出典https://aucview.aucfan.com/yahoo/s572149275/
【公開】1985年
【監督】小椋悟
女性に五感を侵食する実験をするという虐待シーン盛りだくさんの内容となっているのですが、ある有名殺人犯がこのシリーズの「ギニーピック4」を持っていたことで残虐なホラーに規制がかかることになったことでも有名です。
内容はというと、殴る、蹴る、回転椅子に縛り付けて回す(ジャックダニエル飲ませて)、熱した油をかける、そこへ虫を這わせる、臓器を投げつける、針で目を刺すとこれだけ聞いていてもトラウマになってしまいそうですね。
実際、友人(男の子)に貸したら回転するシーンで耐えられなくなって倒れたって言ってました。
実験的な感じで撮影されているので画面下に回転数出てきたり、「虫」とかテロップ入るんですよ。
もちろん虫(ミルワームみたいな凄いやつ)は本物ですし、実験ってある意味本当だなと感じる作品です。
回転するシーンでカメラも回転するので要注意です!
7.ピカドン
出典mazon.co.jp/ピカドン-PICADON-木下-蓮三/dp/4884933338
【公開】1978年
【監督】木下蓮三
アニメなんですが音楽と効果音で映画は静かに原爆投下後の怖さを伝えています。
小学校で「ピカドン」と「風が吹くとき」(こちらも戦争アニメ映画でトラウマ必須)の二本上映され観たんですがもうみんな震えてました。
戦争の酷さ怖さ原爆投下の瞬間とその様子をリアルに描かれているのです。
大人でもショックなシーン満載ですが小学低学年で観た私は夢に出てきてうなされました。
原爆が落ちて、紙飛行機を持った少年、女の子、赤ちゃんに母乳を飲ませているお母さん、みんなが光を浴びた後服がチリジリになり体がただれ眼球が溶けて垂れ下がりそんな光景が事細かに描かれているんですよ。
終始、音楽と効果音で、悲鳴は観てるこちら側から上がってくるんです。
今では絶対、テレビで放送できない内容だと思いますが本当に戦争ってしてはいけない!と強く思える映画なので日本人なら一度は観て欲しいですね。
むしろ世界の人たち全員観て、戦争に対してトラウマになって欲しいと思う作品です。
8.ダンサー・イン・ザ・ダーク
出典https://www.amazon.co.jp/ダンサー・イン・ザ・ダーク-DVD-ビョーク/dp/B00005L97N
【公開】2000年
【監督】 ラース・フォン・トリアー
ミュージカルが大好きで、妄想癖のあるいずれ盲目になってしまう病気を患っている主人公が息子も同じように盲目になってしまわないように、懸命に働いてお金を貯めるも騙されて最後は報われない結末になってしまうストーリー。
主人公、盲目になる女性をアーティストのビョークが演じたことでも話題でしたが、ミュージカル映画でもあり最後が観客全員鬱になりそうな終わり方をすることで有名なトラウマ映画です。
全くもってこんな終わりになるなんて想像つかない!
観終わった後の鬱感半端ないです。
が、なぜかまた観たくなるんですよ・・・
あの衝撃な最後が観たくなるんです。
ビョークの震えるように歌う感じがこの映画にマッチしてビョークだからこそこの映画が成り立ったのではないかと思える作品。
ちなみに本当はもっと救われない結末だったのをそれではあまりに酷すぎると言ってビョークが子供のメガネを受け取るシーンが追加されたそうです。
うん、あのシーンなけりゃ病んでます。
9.八仙飯店之人肉饅頭
出典https://filmarks.com/movies/39606?mark_id=51321901&page=5
【公開】1993年
【監督】ハーマン・ヤオ
もうタイトルだけで「饅頭にしちゃったか・・・」という。
実際にマカオで起きた事件がもとになっているんですが、惨殺されてミンチにされて肉まんにされ販売されてしまうショッキングなストーリーはどこまで事実だったんでしょう。
事件を調べてみると、八仙飯店で起きた事件で死体が一部しか見つからなかったことや異臭がしなかったことから調理されて売られていたという噂になっているそうです。
この映画のグロさもさることながら、主演のアンソニー・ウォンの演技が凄すぎて子役が本気でビビってお漏らししちゃう。
殺戮シーンはホラー映画の中でも上位に入るトラウマシーンです。
日本では子供の体を中華包丁で切り裂くなどのシーンがエグ過ぎて当時上映不許可になったそうですよ。
ぜひ、肉まん食べながら観てくださいねー!
ちなみにこの後「人肉天麩羅」という映画も出てくるんですがこちらはかすりもしないつまらない作品なので饅頭だけでごちそうさまですw
10.神様の言うとおり
出典https://eiga.com/movie/79576/
【公開】2014年
【監督】三池祟史
コミックスの映画化したホラーアクションサスペンス?
コミカルに出てくるキャラクターや福士蒼汰のネズミの被り物など一見ギャグに思えるが真反対にグロいシーンで裏切られます。
ある意味新しい。
巨大なだるまとかコケシや招き猫なんてどこの家にもあるような置物に残虐的に殺されていくのです。
ひとつひとつのネタは子供に馴染みのあるものだけど内容は残虐なゲームを強いられる笑えないストーリーなので必見。
あまり期待しないで見たのですがいい意味で最後まで釘付けになった映画でした。
最後もいい感じで裏切られます。
グロファンタジー青春映画。
11.SAW
出典http://eiga-chirashi.jp/view_item.php?titleid=2647
【公開】2004年
【監督】ジェームズ・ワン
目を覚ますとそこは見たことない部屋でモニターに映し出された殺人鬼ジグソウによって脱出するためのゲームを強いられるR15指定映画です。
その指令ったら!
常に二者択一を迫られるのですがどっちを選ぶにしても酷い、辛い、怖い、痛い、死ぬなどなど。
大抵死んでしまうんですが・・・
足を切らないと足かせが外れないことで死ぬとか、相手の腹の中に鍵があり出さないと顔が潰れるとか死かエグいかどっちか選べって!
自分だったらと想像しながら観てると精神的に疲れます。
全部で7作ありますが途中でお腹いっぱいになってしまうのでなんでも1が一番いいのではないかなと思います。
数あるゲームの中でどれなら生きのびれそうか?無理そうか?そんな視点で観てみると面白いですよ。
12.ドッグ・ヴィル
出典https://movies.yahoo.co.jp/movie/318904/
【公開】2004年
【監督】ラース・フォン・トリアー
まず何がトラウマってセットが極限に無いんです。
床に枠線と文字だけ書いてあって、例えばナントカさん家てな感じで。
ニコール・キッドマン演じるグレースがとある田舎町にやってくるところから始まります。
ドアを開けて入るシーンは音だけでドアは役者が開けるふりをするんですが、これが見えてくるんです。
物語が進むにつれ、セットが無いことなんて忘れるくらい情景がありありと伝わって物語に引き込まれてしまうんですよ。
役者の演技力って素晴らしい!
最後の結末が爽快でスッキリします。
特に女性は。
この映画の撮影秘話、ニコールが不機嫌でこんな狂気じみた映画なんて二度とやるかみたいなことを言ってたのを観たことあります。
でも作品観てもそんな風に思っていたとは思えないくらい素晴らしい演技でした。
13.エクソシスト
出典https://movies.yahoo.co.jp/movie/2823/
【公開】1974年
【監督】ウィリアム・フリードキン
悪魔払いの元祖。
少女に取り付いた悪魔が最強で特に有名なシーンは、悪魔に取り憑かれた少女が海老反りになったまま階段を降りてくる逆スパイダー!
このシーンだけでもショッキングでしたが、少女が悪魔となって話すセリフがこれまた凄い酷くて少女の口から出てくるからなお一層、悪魔って恐ろしっ!
少女の顔もこうも変わるか!ってくらい悪魔的な酷い顔なので、それで階段ブリッジしながら高速で降りてきたらそりゃちびりますよ。
そしてこの映画、脚色賞・音響賞とアカデミー賞2冠なのです。
賞をとったから凄いでは無いですが、それだけいい映画なので「アナベル 死霊館の人形」観たけどまだの方は是非とも観てください。
14.ピノキオ√964
出典https://www.amazon.co.jp/%E3%83%94%E3%83%8E%E3%82%AD%E3%82%AA%E2%88%9A964-DVD-%E9%88%B4%E6%9C%A8%E3%81%AF%E3%81%A2/dp/B001JPSNBS
【公開】1991年
【監督】福居ショウジン
ロボトミー手術を受けたピノキオ√964がゴミ捨て場で出会った少女と暮らし始めるがピノキオが壊れていきます。
ピノキオは激痛に苦しんで、吐血し体が溶け始めるのだがそれを観た少女がピノキオに虐待を加えていくという、これだけでも物語の整理がつかず発狂しそうな映画です。
さらに何がトラウマなのかというと、映画館に観に行った時に、全く笑うシーンじゃいないとこで隣に座った椅子いっぱい体がはまっている太った男の人が爆笑するんです。
その度に椅子が動いてこっちも揺れる・・・
帰りには酔っ払いの女の人に絡まれたりと違うトラウマがある映画なのでした。
映画の内容も意味不明すぎて精神的にくる映画なのであまりオススメしません。
15.ホステル
出典https://movies.yahoo.co.jp/movie/325467/
【公開】2006年
【監督】イーライ・ロス
製作総指揮がクエンティン・タランティーノ。
タランティーノのホラー映画なんて!とワクワクして観ましたが勿論最高でした。
「パルプフィクション」「キルビル」などSMな暴力的シーンが出てきますが、この「ホステル」はその想いだけで作られた渾身のSMホラー!
若者が海外旅行した先で売られてしまいそこで金持ちたちにいいようにされてしまうのですが、本当にありそうな気がしてしてしまいます。
お金あれば何でもできちゃうんだねっていう。
まるでポロやゴルフを楽しむかのようにいたぶって人を殺していくんです。
さすがタランティーノ。
実はやってんじゃ無いの?ってw
そして残虐なことをする人が案外真摯なおじさんだったりするのがまた怖い。
2020最新トラウマ映画まとめ
トラウマ映画とはまだホラーに耐性がついてなかったりしてた頃に観たようなのはその後ずっと頭から離れないような気がしますね。
または、ショッキングな内容だったり。
結末がモヤっとしたりw
いい意味でのトラウマになれそうな映画に出会えたら最高ですね!
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