世界各地を旅して来た都市伝説マニアの私が今回お伝えする都市伝説は未確認生物UMAの「モスマン」です。
映画化もされてきたこの謎の未確認生物「モスマン」。
人気RPG 「ペルソナ」にも出てくるのでご存じの方も多いのではないでしょうか。
その存在は何を意味するのか、モスマンの出現から最後の目撃談まで調べてみました。
モスマンの特徴
モスマンは、ウェストバージニア州ポイントプレザントで多く目撃証言が上がっています。
・体長約7フィート(2m)
・体毛は灰色
・蛾のような羽
・動物の一般的な頭部の部位はない
・胴体部に光る赤い目
・二本足による直立
・車と同スピード(またはそれ以上)で空を飛ぶ
これ以外にも人のいない場所でのんびりと立っている様子や、車とまるで遊んでいるかのように見えたとの目撃談もあげられており、決して人に危害を加えるようなことはなかったようです。
モスマンの目撃談
出典:https://www.youtube.com/watch?v=d2wSWaXWJaI
それでは、モスマンを目撃した人の証言を見てみましょう。
はじめての目撃は、1966年11月15日、アメリカのポイントプレザントのものです。
二組の若いカップル、ロジャーとリンダ、スティーブとメアリーは車でウェストバージニア州ポイントプレザントの約7キロ北にあるTNT兵器工場の前を通っていると、工場近くの古い発電所の近くにある2つの赤い光に気づきました。
車を止め、何だろうと見ていると、それは動物の目でした。
その時の様子をロジャーは、「人間のような姿をしたそれは、背に大きな翼をもって7フィートくらいあった」と話しています。
その姿に驚いた彼らは恐怖のあまり、車に飛び乗って100マイル(160キロ)を超える猛スピードで逃げたが、そんな彼らをその生物は悠々と追いかけてきたと言います。
同月16日、先に出たTNT兵器工場の近くの道で車を運転していた夫妻の車をモスマンが追いかけていた、との通報が警察にありました。
同24日にも同工場近くの道で運転中にモスマンに追いかけられたとの通報が再びあり、目撃場所はどれも近かったため、この近辺にモスマンが潜んでいたと推測できます。
シルバーブリッジとモスマン
1967年12月15日、ポイントプレザントとオハイオ州ガリポリスを結ぶシルバーブリッジは崩壊しました。
多数の死者を出したこの事故、その橋の上空で飛ぶモスマンの目撃談が多数あります。
その橋付近での目撃談はその年の1月くらいから上がるようになり、崩落事故のその日まで続いたといいます。
このモスマンの目撃は、モスマンが橋崩落の警告をしていた、というものや、橋崩落をモスマンが引き起こした、という噂を巻き起こすこととなりました。
橋崩落以降、その目撃談が途絶えたのも拍車を書けたようです。
その後この時の崩落事故やモスマンの目撃談の独自調査によって書かれたジョン・A・キールによる『モスマンの黙示』は、2002年に『プロフェシー』として映画化されることとなりました。
しかし、この制作に関わった関係者が相次いで死んだため、「モスマンの呪い」として広く知られることになっています。
モスマンの都市伝説を扱った映画
マーク・ペリントン監督により、2002年に製作された『プロフェシー』を紹介しましょう。
あらすじ
ワシントン・ポスト紙の記者ジョンは妻メアリーと幸せに暮らしていた。クリスマス・イブの夜、妻が運転中に事故を起こし、謎の言葉とメモを残して死亡する。2年後、クルマで出張に向かう途中、ジョンは気が付くと1時間では到底、移動できない600㎞も離れた見知らぬ町に迷い込み、不思議な事件に遭遇する。やがてメアリーの死に繋がる手掛かりを発見し、自らも事件に巻き込まれていく。
出典:wiki
モスマンは惨事を誘発するものか、それとも惨事の前に出没するものか。
1966年にアメリカ・ウェストバージニア州で初めて目撃され、以降不可解な目撃情報が続いた謎の未確認生物「モスマン」を題材とするジョン・A・キールの『モスマンの黙示』を映画化したものです。
モスマンが一体何なのかという説明や具体的な出現はないがモスマンを背景として話が進んでいき、前述したシルバーブリッジ崩落事故へと帰結していきます。
モヤモヤは残る映画となっていますが、モスマンに興味を持った人は観てみるのも良いと思います。
モスマン!謎の未確認生物を調べてみた!まとめ
謎の未確認生物モスマン。
一説によるとモスマンは大きな災害を予知し、人々に伝える役割を負っているといわれています。
また、一説によると災害を招くものともいわれています。
どちらにせよ災害とモスマンはセットであると思われてしまいますが、もし本当にモスマンが存在するならば、被害を受ける人間を減らすための使者として人間の前に現れていることを願います。
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